倒産したトーマスクックのトラベラーズチェック。
ちょっと面倒だけど、今でもちゃんと換金できるよという記事を以下で書いたのですが
ところが、なんと換金できない場合がある、というショックな話を聞いてしまったので、シェアしてみたいと思います。
それでは、いってみよ!
目次
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- 簡単に換金できるのはVISAやAmerican Express
- VISAやAmerican Expressのトラベラーズチェックを換金できない場合とは?
- 発見したトラベラーズチェック、いつ換金すればいい?
- まとめ
簡単に換金できるのはVISAやAmerican Express
VISAやAmerican Expressのトラベラーズチェックなら、比較的簡単に日本円に換金することができます。発見した死蔵トラベラーズチェックがVISAやAMEXだった人はラッキー。
(もちろん、倒産したトーマスクックのトラベラーズチェックも換金することができます)
実際、私は
にてVISAとAmerican Expressのトラベラーズチェックを持ち込み、換金してもらいました(注 2022年6月現在。ビューカード外貨両替センターを選んだ理由はうちから一番近いから。)
VISAやAmerican Expressのトラベラーズチェックを換金できない場合とは?
残念なことに、トラベラーズチェックを換金できないケースもあるようで・・・
「いや〜死蔵していた トラベラーズチェックの換金ができてよかったですよ、 もう使われてないですからねぇ」「ドルが高くなった時に発見できてラッキーでした」みたいな世間話をしながら、サインしたり手続きの書類書いたりしている時に、 親切な窓口のお姉さんが教えてくれました。
私「トラベラーズチェックを発見しても換金できない場合ってあるんですか?」
お姉さん「ありますよ〜」
私「ええっ」
お姉さんが教えてくれたのは以下のパターン。
- 20年前のトラベラーズチェックが発見されたが、持ち主が半身不随状態になっており、昔のサインに似せて字を書くことができなかったケース
- トラベラーズチェックを死蔵していた期間、持ち主がペン習字を習い、筆跡が完全に変わってしまったため、昔のサインに似せて字を書くことができなかったケース
えっ、そんな理由で?という気がしなくもないですが、換金が認められなかったそうです・・・嘘みたいなホントの話ですね。
この場合は「変化は価値を失わせた」になるのか
でも、そもそも「トラベラーズチェックは変化に対応できるような価値がない」ってことなのかな。
価値について深く考察したくなってしまいますね。
発見したトラベラーズチェック、いつ換金すればいい?
今です。今。
ドルの価格は上下に動くので、「手数料を考えて、もっとドルが上がった時に・・・」と考えてしまう・・・わかります。
しかし考えてみてください、トラベラーズチェックの新規の発行はもう、ありません。
多くの銀行がトラベラーズチェックの換金を廃止し、残るは数箇所だけ・・・トラベラーズチェックというシステムは過去のものになりました。
大手銀行だって、いつ換金を廃するか、わからない。また、今換金できる所まで行く費用が必要ですし、少々の手間もかかりますよね。
ドルの価格が少々上がっていたとしても、手間賃を考えると、はたしてどれだけプラスになるのか疑問です。(トラベラーズチェックを1000ドル分ぐらい持っている人は別)
私は、とっとと換金してしまった方がいいと思います。
こういうのは、年をとればとるほど面倒くさくなるものです。
まとめ
ということで、いかがでしたか。
今回はトラベラーズチェックが換金できない場合についてシェアしてみました。
- VISAやAMEXのトラベラーズチェックなら簡単に換金できる
- それでも換金できない場合がある(筆跡が変わった、事故でサインできなくなった)
- トラベラーズチェックをまだ持ってるなら今換金せよ
これからの旅行は、緊急用のドル現金とクレジットカード、ということになるな・・・(遠い目)
1ドル90円の時代ははるか遠く、旅のスタイルは様変わりしましたが、異文化に憧れ、現地で直接触れたい!という思いは未だ健在です。
70歳でも国際線に乗れる体力を維持するため、日々精進していきたいと思います。
それではまた!