毎日、食事の中に手軽に玄米を取り入れています。
玄米を取り入れるようになってから、私15年以上、家族10年です。
玄米食?えー、面倒くさそう、と思うことなかれ。
私「玄米食べるぞ!」と気合を入れて調理していません(ていうか、料理に気合を入れられないタイプです)
気がついたら「これがスタンダード」になっていた、という感じです。
この状態に至るまでの経緯とは・・・
きっかけは妹の一言
「最近、ご飯に玄米を混ぜて炊いているんだ〜」と、ある日妹が。
驚いて話を聞いてみると「3合炊く時に、4分の1合玄米を混ぜるだけ。吸水:白米と同じ。水加減:白米と一緒」とのこと。
15年も前「玄米は吸水から炊飯までめちゃくちゃ面倒」「なんとか炊けてもおいしくない、食べきれない」と考えていた私からすると驚きの手軽さですよ
そんなに簡単で健康に良さげなご飯になるんだったら、やってみるかー!と4分の1玄米生活をスタート
混ぜる玄米は「炊飯器で普通に炊けます」と表記されている発芽玄米ではなく
何の加工もしていない普通の玄米で大丈夫
白米に対する玄米の比率を上げていく
結婚した時「玄米入り・玄米なし2種類の飯を炊く・・・嫌〜!」と手間が増えることを一瞬心配したが、糖尿病美食家の夫はあっさり玄米入りご飯をOK
玄米入り炊飯生活は続行。
数年後「あれ?夫も子も『硬い』とか『まずい』とか言わないから、もう少し玄米の比率を上げてみたらいいんじゃね」と気づいた
白米2.5合玄米0.5合生活スタート
玄米比率を上げるべく、米3合のうち玄米の割合を4分の1合から2分の1合にしてみた
1週間ほど経った時に「実は玄米増やしているんだけど、どう?」と子どもに質問してみたが
「しっかりしてるなーと思ったけど別に大丈夫」とのこと
よし、いけるな
比率さらにアップ【白米2合玄米1合】
玄米1合をそのまま混ぜるのはどうか...と思ったので7−8時間吸水させてから白米に混ぜることにした
ところが「ウッカリ吸水を忘れる」ことがある
どうすればいいか考えた結果「必ず吸水された玄米が家にある状態」を作ることにした
すなわち
- ウッカリ忘れた時のために「炊飯器で普通に炊けます」と表記されている発芽玄米を常備
- 炊飯スタートしたら、すぐさま次の仕込み玄米を水に漬ける
水と玄米を入れた容器は必ず冷蔵庫にいれる!←これ重要
冬はよいが春〜夏場の玄米の吸水はやばい
「麺を食べるから炊かない」「外食しないから炊かない」と1回スキップしてしまうと発酵臭が・・・水キムチ作る時のにおいがしてくる
この状態の吸水玄米を混ぜて炊くと、酸っぱい味がする(重ねて言うが、腐敗ではなく発酵)
とにかくポイントは
玄米を吸水させるのは冷蔵庫
比率さらにアップ【白米1.5合玄米1.5合】←今ココ
玄米比率を2分の1までアップさせてみた
「炊飯と同時に次に炊く玄米を準備」方式で全く問題なく続行中です
今年中に玄米比率を3分の2までアップしてみたいところです
子は寿司をはじめカツ丼・海鮮丼・牛丼・親子丼などをこよなく愛する男子ですが
最近、「外のご飯が白過ぎて大量に食べるのがきつくなってきた・・・」と言うように。
これにはちょっとビックリ
(ちなみに糖尿病美食家の夫、外食では山のように白米食べて平気みたいです)
appeさんちは食に対して意識高いのね?って思うのは間違いです
めんつゆ常備、コンソメもほんだしも使うしオーガニックを優先して買ってない
そんな適当な私が続けられるのが「玄米混合で炊く」ことです
この話のまとめ
玄米食に興味がある方のステップ
- 白米に玄米を混ぜて普通に炊く
(特に吸水しない、水加減は普通からはじめる) - 白米に玄米を混ぜる比率を時間をかけて上げていく
(4分の1合→2分の1合右4分の3合→1合という風に) - 玄米1合からは7−8時間吸水させるといいよ
(7−8時間の吸水は冷蔵庫で) - あっ吸水忘れた、という時のために「早だき玄米」などを常備しておくといい
- 常備を忘れたら、普通に白米を炊いて「今日のご飯は殿様のご飯だなあ」と思いながら食べるとよい
食物繊維と微量元素を摂取したいと考えている方、いきなり100%玄米からはじめずに、少しずつ比率を上げていってみて
楽にできるし、知らずしらずのうちに家族も慣れてくれるかも。