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異文化の香り 新大久保を散歩する(その1)

「今日は、ただただ、楽しかった」と言う感想を言ってくださった参加者さんに完全同意。

今回の歴史と文化を味わう大人の遠足は一歩先を行く多国籍共生タウン、新宿区新大久保に行って参りました!

 

 

今回、情報量が多いので、Facebookではなくはてなブログでシェアしていきたいと思います。

それでは、いってみよ!

 

 

【目次】

YOUはなぜ新大久保へ?

エコーチェンバーを加速するから、気をつけなきゃね、と日々思っていますが、おすすめって馬鹿にできない。

 

 

何の気なしに眺めていたとある動画。話が進むにつれ、食い入るように見てしまいました。どうやら新大久保が面白いことになっているみたい。

 

 

すぐに、番組をナビゲートしていたルポライターの著作を購入。正直、衝撃でした。新大久保は私の知らないうちに、「韓国とK-POPの町」ではなく「人口の4割が外国人」というスーパー多国籍タウンになっていました。

 

 

海外に行かずして、異文化を味わうことができる新大久保。これは行ってみるしかないでしょう。

↑新大久保に実際に住んで体験したリアルをレポートしています。本当に興味深い。
amazon audibleだと無料で耳読できるようです。



個人的には「新大久保のヒンズー教寺院」のその後まで描かれた文庫版をオススメしたい。

駅のトイレからして異文化のかおり

※参考写真です

改札出る前に、駅のトイレに並んだのですが、既に異国を感じる情景が。

 

 

女子トイレには4~5名並んでいたのですが、列の最後尾あたりの人が何やらトイレの個室に向かって、外国語で話しかける声がする(声でかい)

呼応するようにトイレの中から外国語(声でかい)

 

 

次の瞬間、2番目の個室の扉が細く開き、また外国語(たぶん「早う、こっちおいで!」とか言ってる)後ろから走ってきた幼児がその個室の中へ。ばたん、と閉まる扉。

 

 

駅のトイレが実家、いや、この感じ海外やぞ・・・

 

 

多分、だいたいの日本人だったら、子どもと一緒でも順番を守るだろうし、親切なおばちゃんが子どもが間に合わなさそうなことに気づいたら「子どもと一緒にお先にどうぞ」と言ってくれて、初めて先頭に行くだろうし、母親は「お先にすみません」って感じではないかと思う・・・

関東と関西と田舎ではちょっと事情ば違うかもしれないけど。

 

 

イベント始まる前からこれですかあ!(嬉)

さて、ここまで読んで「外国人はルールを守らないんだな」と思いましたか?

 

 

違うんですよ。

 

 

私は知っています、お隣の覇権国家、間に合わなければ、便器が無いところ(山林ではない、駅の話です)で直接シャーッとやってしまう人がいるってことを。(山林ではない、首都の話です)ぶりっとやってしまう人がいるってことを。

 

 

多くの人目があればやらないでしょうし、最近では減ったはずですが、ひと昔前は結構あったということを。

 

 

外国人の方もできる範囲で、都会のルールに合わせてるのかもしれません...

ストレングスファインダー®︎運命思考 が高い私、察しすぎでしょうか?

 

 

新大久保は江戸時代から移民の土地

さて、イベントに参加表明をしてくれた3名の皆さんと改札外で合流し、最初は「皆中稲荷神社」へ。

 

 

「皆中」とは「みな、中たる(あたる)」という意味ですが、新大久保は徳川家康が連れてきた鉄砲百人隊_下級武士が移住した町。現在の住所も新宿区百人町1丁目11番地。

 

 

鉄砲の弾があたることを祈念したエピソードから、百発百中だと称されるようになったみたいです。

宝くじをあてたい人、何かをあてたい人が超真剣にお参りする横で興奮気味にしゃべる大人の散歩組(ちょっと邪魔だったかも)

 

 

「あんな狭い場所で神事をしている!すごい」(スーツの人たちが中でお祓いをしていた)「もっと大きい神社でやるよね、不思議」「地元の人?ていうかどういう団体?」と騒ぐ我々。

皆中稲荷神社 ホームページより転載

外国語(英語、その他読めない言語)の絵馬がたくさん。
新大久保は小さいホテルたくさんあるからなあ。旅行者さんが納めた絵馬だろうか。

 

発見だらけ、立ち止まりまくりのお散歩

駅から1分しか離れていないのに「GREEN NASCO」でもう足が止まります。

「なんだここは・・・外国か?」

 


店の商品の並べ方から品物のラインナップまで、知的好奇心を満たしてくれるものばかりですよ。

 

 

「わー日本のスーパーには絶対無い」「わーカルディで買ったらこの7-8倍の値段」「わーこれ(インドで・オーストラリアで・ヨーロッパで・東南アジアで・中東で)よく見たやつや」「なんじゃこりゃ、味の想像がつかん・・・でも持って帰るには重すぎる・・・」

常温・冷凍ものだけではなく、生鮮食品もある

 

ストレングスファインダー®︎収集心 にとっても情報が過多、知識の交通渋滞が発生して嬉しい悲鳴です。


川魚だ ティラピアだったっけ?

 

「待て、今買ってはならない、帰る時までがまんがまん・・・」とウズベキスタンのパンを前に呟く私。

 

 

「なんか、このスタイルの外国の食料品雑貨店て、もっと埃かぶってますよね、掃除して綺麗にしてるからびっくりしました」とSさん。

 

 

そうなんです、外国のこういう感じのお店って、もっと誇りっぽくてザラザラしてるイメージがある。

 

 

ナスコは日本でもトップクラスのハラル食品店ですが、日本的に営業しているんですね(というか、変な日本人集団を意識していたのは間違いない。我々、チラチラ見られていたので)

Tさん撮影。インドとかで見る平たい鍋なんかも売っている

 

 

ナスコを出て散策は続きます。見る看板どれもが、表示が「アジア」や「多民族共生」を感じさせるものばかり。

 

いちいち足を止めて話し、なんだコレ、で盛り上がり、「わーこんな感じの売り方、すごく海外ぽい」「あんな看板、新大久保以外では無いのでは」と大興奮(私が)

青いトマトは南ベトナム?の人が加工して食べる。1キロ18円・・・

 

少し歩くと日本語学校にあたる。たくさんある。

 

セブンイレブンのポスター、日本語ゼロ。観光客向けか。
従業員は当たり前のようにインド・ネパール系女子オンリー

 

メニューは日本語の美容室

 

両替屋、チケット屋もたくさん


2階中国語可、3階は入管申請に風俗営業許可。
看板のクセの強さよ・・・ザ新大久保。

 

 

そして大人のお散歩は台湾出身の女性が一念発起して健立した「東京媽祖廟」へ。

中に入るつもりで訪問しましたが、どうやらお葬式をやっていたようで(誰も黒い服を着ていなかったから、お葬式であることに気づかなかった)ちょっと遠慮して、外で賑やかに写真撮影して楽しむ我々。

横から見ると普通のビルであることにびっくり、表は完全な媽祖廟
台湾人が建設したもの。

 

 

Cさん撮影、線香に火をつけるためのカセットコンロ。
合理的、そしてクスッとしちゃう



ウキウキの参加者

それにしても、東京媽祖廟の向かい側はマツモトキヨシやら、シーシャの店やら、シャローム教会というカオスっぷり。これぞ民族共生の現実か。

 

 

「それではそろそろランチに向かいますか~」と、バングラディシュ料理の店に向かう途中でも八百屋で、雑貨屋の店先で、発見いっぱいでニヤニヤ、ワクワク。

そらそうだ、子どもだって多国籍だ

 

新宿区の表示は多言語

確かに放置ゴミはあるんだよね。負の側面

無造作につっこまれて売られているサトウキビ

店先で無造作に売られているマンゴスチンやドリアン(高い)

 

八百屋のおそうざいがガチインド。安い。
袋の中に入ってるのはサモサ

インドでめっちゃ食べてたやつだ!

 

Tさんお買い上げの甘いお菓子
びっくりするようなオレンジ色



カトリック教会の程近くで朝から営業しているお店

 

さて、ここまで読んでみていかがでしたか?
第2弾もアップしますので、興味がある方は是非読んでみてくださいね〜

 

 

スパイスは新鮮なうちに使い切った方が香りがいいんだよね。醤油や味噌のように毎日使わないんだったら、割高でも少量を買った方がいいと思う。